心理と恋愛と教育と

元コミュ障の学生が「自然な会話」をできるようになるまでにやってきたことを伝えています。関係づくりは会話から。

コミュ障・話下手が練習すべきたった 1つの続く会話のスキル

こんにちは、おはようございます、こんばんは!趣味ブロガーの ぱん です。

 

この記事では、話すのが苦手なのに、話す立場になってしまった場面で必要となるスキルについて紹介しています。

 

会話が苦手!と感じた人が知るべき3つのこと」で紹介したように、会話上手は聞き上手です。

そのため、会話のキャッチボールでは、あなたがボールを持っている時間は少なくていいんです。

 

けど、ボールは必ず回ってきます。

すごく緊張する、口もどんどん滑る、そのせいでさらに緊張する…

会話下手だと感じているあなたなら、この負のループに陥った経験があると思います。

あとあと思い返したときに、「ああ言ってれば…」「こう言ってれば…」と後悔したことも、片手では数え切れないことでしょう。

 

そしてこれを解決するために、相手にボールをどうやって渡すかというスキルが必要不可欠です。

 

ボールを渡せるようになってしまえば、自分がボールを持つ時間を最小限に抑えることができるようになります。

このスキルは「話下手でも、会話を長く続けることができる」という魔法のスキルです。

 

1.「話題」を質問し返すスキル 

「休みの日って何してるの?」

よくあるこの質問。あなたならどう返答しますか?

 

「本を読んでるよ」

「ピアノ練習してる」

「部活やってる〜」

 

このように、質問に対して、一問一答のように答えてしまったなら要注意!

 

話題性があったり、相手の会話力が高かったりするなら会話は続いていくかもしれません。

 一方で、会話がここで詰まってしまうことも少なくありません。

 

話下手な人は、「何を話そうか」に頭を総動員してしまうので、このような一問一答の会話になってしまいがちなんです。

 

そこで、「話題を返すスキル」が役立ちます。

このスキルを使って、先ほどの質問に答えてみれば、

 

「本を読んでることが多いかなぁ。◯◯さんは休みの日は何してるの?」

 

のようになります。

 

相手からの質問をおうむ返しするイメージですね。

 

あなたも含めて、多くの人は自然に行えています。

 

しかし意識することで、この自然な受け答えがいつでもできるようになるんです。

 

このスキル、最初は注意すべきことがあります。次にこれについて紹介しましょう。

 

2.話題を作るな、相手はその話題について話したい

先ほどの質問の答え方として、

 

「本を読んでるんだ〜。◯◯さんも本読んだりする?」

 

も「あり」 な受け答えだと思いませんか?

 

当然ありだと思います。よくありそうな、自然な返答にも感じますよね。

 

しかし、読書が苦手という人かもしれないし、自分の好きなジャンルとは違って、話が合わないかもしれない。

そう考えると、少し危険な返答だともいえます。

 

だからこそ「相手の聞いてきたことをそのまま返すスキル」が必要になるんです。

 

 

少し話は逸れますが、女性の恋愛話について面白い例があります。

 

久しぶりにAさんとBさんは二人で食事に来ました。

 

Aさん「最近はBちゃんの周りに良い人いないの?」

Bさん「かっこいい人はいるんだけどね〜。どうも性格が苦手で…」

   「Aちゃんこそ、元彼と別れてから出会いはなかったの?」

Aさん「実は、つい先日に彼氏ができました!」

Bさん「え、いいなぁ、羨ましい〜」

 

自分から「彼氏ができた」と積極的にいっているのではないことに注目してください。

 

Aさんの考えはこうです。

 

「彼氏ができたことを言いたい!けど、自分から言うのは自慢みたいで嫌だ…

よし、相手にこの話題を振って、相手に質問仕返してもらおう

 

日常会話にはよく登場するこのスキル、自慢を嫌う日本人にはよくあるそうです。

 

このように、「質問をしてくれた人は、その話題について話したいことがある」という心持ちで、返答するように心がけるようにしましょう。

 

すると、「自分が話さなきゃ」という焦りが自然と和らぎます。

 

聞いてくれた質問をそのまま返す、それだけでいいんです。

 

この時に話題を変えないことにだけは注意してください。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

今回は、話下手な人が、会話を長く楽しく続けるために必要なスキルについて紹介しました。

 

・相手が尋ねてきたことは、相手が尋ねられたいこと

・自分の返答はほどほどにして、相手に同じ質問をしてあげる

 

この2つさえ心に留めておけば、

 

「なんであんなことまで喋っちゃたんだろう」

「続けるのが苦しい会話だったな」

 

といった後悔を、少しでも減らすことができるようになります。

 

相手にボールを渡すスキル、ぜひ練習してみてください。

 

会話が少しでも楽しく、そして続くことを祈っています。

 

 

 

<後日予告>

 

このスキルを磨いても、どうしても話す場面はでてきます。

 

このスキルでは、相手にボールを渡し続けるので、質問責めのようになってしまうこともあるんです。そこで、適度に自分が話さなければいけません

 

そのため、いつ相手にボールを渡すかが大変重要になります

 

このボールを渡すタイミングは

「私が話していることに興味がなくなってきた時」

この一言に尽きます。

 

これを見極める方法を知っていれば、自分が話し続けていいのか、相手に話を譲った方がいいのかが分かるようになります。

 

質問責めにならないためにも大事なスキルになるので、ぜひ次の記事をお待ちください。